全周パノラマ画像を用いた離散的視覚情報の定量分析手法
セマンティックセグメンテーションによる空間要素の領域抽出の精度検証

本研究は、全周パノラマ画像と深層学習(AI)を組み合わせ、建築空間の視覚的特徴を客観的な数値データとして捉える新しい分析手法を提案する。具体的には、360度全天球画像を用いて、深層学習のセマンティックセグメンテーション(U-netモデル)により空間内の要素(床・壁・天井など)を自動的に分類・抽出し、それらの面積比を計算することで空間特徴を定量化した。

〈オリジナルの論文はこちらから〉全周パノラマ画像を用いた離散的視覚情報の定量分析手法 セマンティックセグメンテーションによる空間要素の領域抽出の精度検証:第一工科大学研究報告 (第34号), pp100-106, 2022